【宅建資格で転職】自社物件の“管理事務”という働き方。営業ナシ・定時で帰れる働き方

こんにちは、辻せいやです。

今回は、私が現在勤めている「自社物件の管理事務」について、仕事内容や感じている働きやすさ、宅建資格がどう活きているのかなどをお話しします。

■ どんな仕事をしているのか?

私は現在、自社で所有している商業施設の運営・管理を行う部署で働いています。いわゆる「プロパティマネジメント(PM)」の一部ですが、現場の設備対応は別部署が担当しており、私は主にバックオフィス業務を担っています。

具体的にはこんな業務内容です:

• テナントとの契約管理(契約更新・解約対応など)

• 契約書・請求書などの作成および確認

• 入退去時の内装工事会社との連携やスケジュール調整

• 施設内の巡回や点検報告のとりまとめ

• テナントの売上報告処理や資料作成などの事務業務

■ “貸す側”だから働きやすい

この仕事で何より大きいのが、自社物件を扱っているという点です。

他人の所有物件を預かって運営する管理会社とは違い、オーナーとしての立場で業務にあたります。

そのため、

• オーナー承認が不要な分、判断や対応がスムーズ

• 契約内容や修繕に関する決定権が社内にあり、動きやすい

• 「貸す側」の立場なので、こちらの要望も比較的受け入れてもらいやすい

このような違いがあるため、調整や交渉にかかるストレスが少なく、働きやすさにつながっています。

■ この仕事の“ちょうどよさ”

私がこの職場で3年続けられているのは、働き方のバランスが自分に合っているからです。

・営業トークやノルマが一切ない

契約の獲得や数字を追いかける必要がなく、自分のペースで仕事ができます。

・定時退社がしやすい

日々の業務はある程度ルーティン化されていて、急な呼び出しや残業もほとんどありません。

・宅建の知識が実務に直結する

契約書の確認や業務フローの理解に、宅建で学んだ知識がそのまま活きています。

■ 管理事務=ラクではないけど、精神的に楽

もちろん「事務=簡単」というわけではありません。

• テナントや業者とのやりとりには、丁寧さや調整力が必要

• 商業施設特有のルールや管理体制を理解するまで時間がかかる

• デスクワークが中心で体を動かす機会が少ない

こういった面もありますが、精神的なプレッシャーが少ないことが何よりもありがたいです。

■ 宅建士が“こういう仕事にも就ける”という実例に

私自身、以前は「宅建士って営業か契約事務くらいでしか使えないんじゃ?」と思っていました。

でも実際は、こうした“自社物件の管理事務”という道もあるんです。

• 人と関わる仕事がしたいけど、売り込みはしたくない

• 正社員で、落ち着いた仕事をしたい

• 宅建資格を活かして、事務職で長く働きたい

そんな方には、すごく相性の良い働き方だと思います。

次回の投稿もお楽しみに!

タイトルとURLをコピーしました